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【日本語教師必見!】日本語教師がレッスンをする前にすべきこととは?

日本語教師  Aさん
日本語教師  Aさん

プライベートレッスンをしているけれど、うまくいかない

日本語教師  Bさん
日本語教師  Bさん

教材を決めてレッスンしているけど、学習者がつまらなそうにしている

など、レッスンがうまくいかないとお悩みの駆け出しの日本語教師の方々からどうすればいいか、お悩み相談を受けることがあります。


日本語教師  Cさん
日本語教師  Cさん

どうすればレッスンがうまくいきますか?

みなさんに共通していることは、何でしょうか?

日本語教師あるある!
レッスンをする前にすべき大事なことを見落としていませんか?


思うようにレッスンができないとお悩みの方のお話を聞いていくと、必ず共通することがあります。
それは、何でしょうか。

教材分析をせず、コースデザインをせず、何となく教えている

ということです。

このような方々に、どうやってレッスンの教材を選定しているか、詳しく聞いてみると、

  • 「今まで使ったことがあるから」 
  • 「教師が使いやすいから」 
  • 「自分が持っている教材だから」

このような理由で教材選定をしている方が多かったです。

では、このような理由で、教材だけ決めて教えて、果たして、学習者ファーストのレッスンができるでしょうか。

答えは「NO」です。

これでは教師の都合で決められたレッスンになってしまい、学習者のニーズをキャッチしたレッスンとは言えません。

プライベートレッスンをしている日本語教師の多くは市販教材を決めて教えていると思います。
しかし、教材を決めてレッスンを始めたものの、学習者に合っていないのではということも多いです。

学習者にあった教材を選ぶために必要なこととは?

なぜ、そういう問題が生じてしまうのでしょうか。

どうすれば、学習者にあった教材を選ぶことができるのでしょうか。
学習者のニーズに合ったレッスンをするために、レッスン前にすべき大事なこととは何でしょうか。

レッスンは誰のため?

教材を決めるときにすべき大事なことをせずに、ただ、教材だけ決めて教えているという方も少なくないようです。 

教材選定する前にちょっと考えてほしいことがあります。
それは次の2つです。

  • 「レッスンは誰のために行うのか」
  • 「その教材選定は学習者ファーストになっているのか」

なぜレッスンで教科書を使っているのか

皆さんが行っているレッスンは学習者ファーストになっているでしょうか。

レッスンで使っている教科書について、なぜその教科書を使っているのかと聞くと、

  • 「今まで使ったことがあるから」 
  • 「教師が使いやすいから」 
  • 「自分が持っている教材だから」


驚いたことに、このような理由で、レッスンの教材を決め、レッスンをしているという日本語教師が少なくないということです。

これでは、学習者のニーズに合った最善のレッスンが提供できません。
教材選定をする前に目の前の学習者に合った教材かどうか、考える必要があります。

それは何でしょうか。

それは、「教材分析」です。


なぜ教材分析が大切なの?


なぜ、教材分析はなぜ大事なのでしょうか。

それは、次の2つの利点があります。

  • それぞれの教材のシラバスや特徴や長所、短所、向いている学習者などがわかるようになる
  • 学習者のニーズに合ったコースデザインがしやすくなる

教材分析をすることで、それぞれの教材のシラバスや特徴や長所、短所、向いている学習者などがわかるようになるからです。

そして、学習者のニーズに合ったコースデザインがしやすくなるからです。

教科書を決めて教えるということは、その教材のシラバスや教授法で教えるということです。

ですから、レッスンで使う教材だけ決めるだけで、教材分析をせず教えていてはその教材の特性を把握していないため、十分なレッスンができないのです。

プライベートレッスンを始めたばかりで経験が浅い方や、これからレッスンを始めたいという方々は、ただ教材だけ決めて、十分に教材分析せずレッスンをしているため、教材の効果を発揮できず不完全燃焼になっているのではないかと思います。

いい授業をするには「教材分析」が大切

 レッスンをする上で大切なのは「教材分析」「コースデザイン」です。

特にプライベートレッスンをする前には教材分析が大切です。
日本語学校などのクラスレッスンも、プライベとレッスンも、学習者のレベルやニーズが全て同じとは限りません。

いくら周りからいい教材だと勧めらたとしても、実際に自分の目で教材分析して、確かめることが大切です。

その教材を勧めた方にとってはいい教材だったかもしれませんが、実際使ってみて、そうじゃなかったというケースもあります。 

ですから、教材を使う前には、教師がすべきことは「教材を勉強する」ことです。
それが教材分析です。

教座分析はコツコツ行おう

新刊をチェックし、気になる本は書店で手にとって、実際に良さそうな本、使ってみたい本を購入し、今は使わないかもしれないけれど、いつか使うかもしれないと、時間を見つけては教材分析をしています。

そのおかげで、今では急なレッスン依頼でも学習者のニーズやレベルに合わせて、インタビューで即座に教材選定ができるようになりました。

そして、周りの日本語教師の方々からも、日本語教材についてあれこれ聞かれることが増え、駆け出しの日本語教師の方々からは歩く図書館と言われています。

まとめ


いかがでしたか。

いい授業をするためには日頃からの教材分析が大切だということがおわかりいただけましたか。
いつ、急なレッスン依頼が来るかわかりません。
その時のために、今からコツコツ教材分析をしませんか?

教材分析は新たな発見があり、面白いですよ。
ぜひ、時間を見つけて、教材分析をしてくださいね。

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